こちらは研究者向けに、興味深かった論文の紹介と所感を載せています。またしても休日にだらだらまとめている内容なので間違いなどございましたらzuinarita@ncnp.go.jpまでご一報いただければ幸いです。
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International Journal of Epidemiology
そもそも研究に参加している時点でバイアスがあるよねと。IPWである程度の補正はできるかもだけど根本的には解決しないよねと。
g-estimationやったとにα1でmeasuredとunmeasured confoundingを比較。
Additive and multiplicative interactions両方だしてる。スタチンを使ってない人の方がPM2.5の悪い影響を受けやすいというcounterintuitiveな結果。
European Journal of Epidemiology
Incidence and prevalence of Alzheimer’s disease in China: a systematic review and meta-analysis
中国の高齢者におけるアルツハイマー病は3.48%という論文。高齢者だけの中の有病率って解釈どうなのよ。何とも言えないなという論文。
Social participationを続けることがphysical activityにつながることを示したライフコース時系列データ研究。イチローカワチ先生がラストオーサー。
American Journal of Epidemiology
自分の親と自分の子の教育歴が認知機能への影響大きいと。こんな疑問文でタイトル作られると読まずにはいられないですね。
Prediction of suicide attempts among persons with depression: a population-based case cohort study
うつ病がある人の自殺予測において、ランダムフォレストよりもLASSOの方が良かったよと。
Machine learning for detection of heterogeneous effects of Medicaid coverage on depression
メディケイドがうつに与える因果効果をcausal forest。日本発でEditor’s choiceに選ばれた論文。
Handling missing data when estimating causal effects with targeted maximum likelihood estimation